【日時】2020年9月20日(月)10:00〜11:00と13:00〜14:00
【会場】港区立みなと科学館
【対象】対象:小学生、保護者、未就学児、
1回目 18名(小学生9名、保護者9名)
2回目 20名(小学生10名、保護者8名、未就学児2名)
【担当講師】知財教育支援委員会委員 金子彩子、高原千鶴子

■授業の概要
今回訪れた港区立みなと科学館は、地下鉄虎ノ門ヒルズ駅から徒歩4分に位置し、今年6月に開館した、子どもから大人まで楽しみながら科学を学ぶことができる施設です。

発明工作は、コロナ禍ということで、3蜜を避けるために2回に分けて行いました。
最初は、「発明」とはどんなものか知らなかった生徒が、「発明ってなあに」の電子紙芝居をみた後には、講師からの質問に、「発明は工夫」「簡単な発明でも発明」と発言する姿をみて、その真摯に授業を受ける態度に驚きと喜びを感じました。

そして、工作時間には、生徒も保護者も自分で工夫した作品「片手でもてる容器」を完成させ、最後に、生徒全員が自分で創造したアイディアについて発表してくれました。

■ご依頼者様のコメント
今回の発明工作は、科学に強い生徒を育てようという目的で開館となった科学館の第1回の企画展でしたが、小学生に混じって未就学児でも飽きることなく楽しそうに工作をしている様子を目にして、今後色々な企画を立てて知財に強い児童を育てようとの思いを強くしました。

■担当講師の感想
紙皿・紙コップ・色画用紙等の材料や工作用具は、すべて、科学館が用意してくれました。
普段、我々が用意した材料に比べて、テープやシールが無い分簡素でしたが、生徒が、テープやシール等を貼った一見して華やかな容器に走らずに、未就学児でも、騒ぐことなく、楽しそうにクレヨンで色塗りをして容器を華やかに仕上げていました。この様子を見て、テープやシールは無くてもよいのかなと感じました。
今回の発明工作授業により、生徒に身近な工夫でも大事だということが分かってもらえて、科学に興味を持つ心を育てる一助になれたのではないかと感じました。

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