【日時】2021年5月9日(日)14:00~16:00

【会場】江戸川区子ども未来館

【対象】小学生 16名

【担当講師】知財教育支援委員会委員 金子彩子、伊藤夏香

■授業の概要

江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう ― 知的財産について学ぼう ―」第2回のテーマは、第1回に引き続き「特許」です。

電子芝居(パン職人レオ君の物語)第1章のあと、レオ君に関連して発明についてクイズを行いました。

次にマスク、マスクケース、マスクハンガーについて、超立体マスクの発明や意匠を含め紹介しました。

休憩を挟んで、電子芝居(パン職人レオ君の物語)第2章を見て、特許についてクイズを行いました。

クイズでは、「発明は工夫」といった基本から、電子紙芝居では直接説明していないカレーパンの工夫点まで、よく理解していることに驚きました。

今回の発明工作は、コロナ禍で日常使うものとなったマスクに関連して、マスクケースやマスクハンガーを作ってもらいました。実際に家に持って帰って使えるよう、質の良い材料を未来館に用意してもらいました。

工作に際し、すでにあるマスクケースを何種類か見せて紹介しましたが、皆それぞれ異なる工夫をし、素敵なデコレーションを施した作品を作ってくれました。

最後に全員の作品を発表しました。

参加者の感想(一部抜粋しての紹介)「自分で使えるマスクケースを作った。これから使っていきたい。色んな工夫をすることができて、楽しかった。これからも色々な工夫ができるようにがんばりたいと思った。」「特許の意味がアニメのような簡単なことで知れたので分かりやすかった。マスクの不便なところを見つけその解決方法を知れた。」「今日はがんばってマスクケースを作ったので生活に活用しようと思った。特許のことは法律関係のしか分かっていなかったのでよく分かってよかった。」「犬の逆襲劇がおもしろかった。これから今作ったマスクケースを使おうと思った。」

■ご依頼者様のコメント
日曜日は講座をありがとうございました。コロナの世情にぴったりの発明工作を手慣れたようすで進行されるおふたりの先生の底力を目のあたりにしました。充実感を反映したポジティブな感想ばかりです!

■担当講師の感想

前回はグループでの発明工作でしたので、今回は個人で作品を作りました。

前半でのマスクケース・マスクハンガーについての説明をしっかり聞いて、不便なところは何か考えることができたためか、工作開始時に考え込んでしまう子はおらず、皆すぐに手が動いていたことに驚きました。

今年度は、中学生のボランティアのお姉さんたちがサポートをしてくれているので、とても助かっています。

今回はオブザーバー参加の委員3名にも手伝ってもらい、スムーズに完了することができました。


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