【日時】2022年8月14日(日)14:00~16:00

【会場】江戸川区子ども未来館

【対象】小学4〜5年生 8名
【担当講師】知財教育支援委員会委員  伊藤夏香 竹澤誠 赤羽 崇

 

■授業の概要

江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」の「アイディアをカタチにしよう ― 知的財産にツヨくなる―」

第5回のテーマは、「商標」です。

最初に、フランク三浦事件を題材に、商標の類似について解説しました。

次に、ゆっくり茶番劇騒動や鬼滅の刃関連の商標登録を題材に、商標の範囲や先願主義、著作権との違い、

そして、識別性についてクイズ形式で説明しました。

また、新しいタイプの商標についても簡単に紹介しました。

休憩を挟んで、フライングディスクの飛ぶ仕組みや発明・商標との関わりなどを学んだ後、

フライングディスクの発明工作と作品へのネーミング商標付けを行いました。

一度作成してテスト飛行を行い、再度改良やデコレーションを行い、考えた商標を作品に書いた後、

一人ずつ順番にネーミングの発表と本番の飛行を行い、飛行距離測定を行いました。

 

■ご依頼者様のコメント

 

依頼者からは以下のコメントを授業後のメールでいただきました。

「先日は講座をありがとうございました。いつもながら発明工作は楽しいです。

とくにフライングディスクは子どもたちが自由に発想して

のびのびと競いながら商標の理解が身に付くいい素材ですね。」

 

■担当講師の感想

お盆真っ最中でお休みの子も多くいましたが、参加した児童は、始まる前から「今日は何やるの?」

「ゆっくり茶番劇、知ってる!」と自ら解説してくれる子もいて知的好奇心の高さを感じました。

クイズも積極的に参加してくれて、講師からの質問にもどんどん答えてくれました。

鬼滅の刃関連クイズや色彩のみからなる商標の正答率も高くて驚きました。

発明工作については、仕組みの説明から授業終了まで1時間15分の時間を取りました。

15mも飛んだ子が優勝し、講師陣は惨敗しました。

デコレーションの色や柄にちなんだもの、アルファベットを組み合わせたもの、

反対文字を使ったもの等々、悩んだ末に考えた商標はどれも個性的で素敵でした。

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