【会場】都立工芸高校 視聴覚室
【対象】1年生〜4年生
【担当講師】知財創造教育支援委員会:坂田 樹委員(文責)、東京委員会:西田
聡子委員
■授業の概要
・前半:商標制度概要(55分)
坂田が担当しました。
前半は商標制度の概要ということで、イントロダクションで普通名称のように用い
られている登録商標の名前を当ててもらうクイズを行いました。
その後、商標法1条から4条の解説を、具体例を交えながら行うという流れで進め
ました。
その他にも、商標権の効力、権利存続期間と更新、権利の消滅について解説し、最
後に担当教員の佐原様からリクエストがあった「バレナイ二重(文字商標)」の侵害
事件の流れを解説と、著作権との違いを簡単に説明しました。
商標は身近なものが多いこともあって、学生さんへの受けは良かったように感じま
す。
・後半:商標の具体例(55分)
西田先生に担当していただきました。
具体的な商標の例を多数挙げて、具体的な商標の態様や、自他商標識別力があると
はどういうことなのか、学生さんに理解を深めてもらいました。
途中、商標関係の炎上事例ということで、「ゆっくり茶番劇騒動」についても簡単
に解説しました。このような事例について、個別で質問に来た学生さんや、騒動当時
商標制度について自分で調べたという学生さんもいたので、このような事例には興味
があるのだと思います。
また、各自のスマホからJ-platpatにアクセスしてもらい、簡単な商標検
索練習も行いました。
・質疑応答(10分)
(柩士になったきっかけ、⊂ι幻⊃害の罪や著作権侵害の罪は非親告罪なの
か?
という質問があったため回答しました。
*理系出身以外の弁理士という話題が少し出たため、「航空自衛隊で戦闘機に載っ
ていた人もいる」ということを話しました。おそらくセミナーの時間を通して一番反
応が大きかったと思います。
■担当講師の感想
・坂田
今回はテーマが商標という身近なものであったことから、学生さんの受けもよかった
ようで、特に、歴史のある登録商標を挙げて説明した際などは反応が良かったように
感じました。また、中には商標に関係した炎上騒動をきっかけに自分で制度について
調べてみたという学生さんもおり、それなりにハイレベルな内容とすることができた
のではないかと感じています。
・西田
受講対象がグラフィックアーツ科の生徒ということで、普段の学習と関連がありそう
なプロダクトデザインなどを題材に商標の具体的な活用シーンを授業に取り入れまし
た。身近なものと感じてもらえたようで、授業態度も大変積極的で良かったです。