【日  時】2025年3月10日(月)13:30〜15:20

【会  場】練馬区立上石神井中学校

【対  象】中学2年生 150名

【担当講師】知財創造教育支援委員会委員 竹澤誠

       東京委員会 松本公一

【オブザーバー】知財創造教育支援委員会委員 吉岡拓之

■授業の概要

 一コマ50分の授業を10分の休憩を挟んで二コマ行った。一コマ目は竹澤が担当し、特許・意匠・商標の概要について説明した。どのような目的でこのような制度があるのか、これらを利用するメリットは何か、それぞれの成功の具体例の紹介、そして知財に対する特許庁、裁判所、そして弁理士の役割、等を説明した。二コマ目は松本が担当し、弁理士ってどんな仕事というテーマで説明した。弁理士はどんな仕事をしているか、どうしたら弁理士になれるか、なぜ弁理士が必要か、商標、著作権および特許の事件の具体例(ゆっくり茶番劇・ファスト映画・切餅事件)などを説明した。

 また、お土産と特許製品の具体例として水平開きノートを受講者全員に配布した。

■ご依頼者様のコメント
初めての知財授業だが生徒たちが将来弁理士を職業の選択肢の一つに選べるように依頼をしたが、生徒たちにも私自身にもいい勉強になったと思う。

■担当講師の感想
メモを取りながら一生懸命話を聞いていたのが印象的だった。依頼者の先生の思惑通り将来このような仕事もあるのだと考えている生徒もいるように感じた。授業終了後、講師の控え室まで来て熱心に質問をしてくれた。

なお、授業は一クラス35名程度の教室で行い、その様子を他の三クラスに生配信するというシステムで150名の生徒が授業に参加した。講師としては生徒さんの反応を肌で感じながら授業ができるのでとてもやりやすかった。

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