【日 時】2025年8月30日(土)10:00~16:00
【会 場】とちぎ産業創造プラザ
【対 象】4歳〜小学6年生 24名 +保護者24+α名
【担当講師】知財創造教育支援委員会 委員 岩永 勇二
知財創造教育支援委員会 委員 伴 久仁彦
栃木委員会 委員 横川 憲広
■授業の概要
発明工作(片手で持てるかな)を通じて、発明を体験することを狙いとしました。
発明工作の「片手で持てるかな」では、ドリンクやポップコーンを飲食するためにドリンク容器とポップコーン容器を片手で持てるようにするにはどうすればよいか?の観点から、参加した子供たちが、紙コップや紙皿を用いた様々な作品を作り、完成した作品を発表しました。最初になるべく変わったもの、人とは違うものを作製するように伝え、各自自由に教材を使って、紙コップと紙皿を片手で持てるようにした発明品の工作を行いました。
今回の知財授業は、午前が11:00-12:00、午後が14:00-15:00の2部構成でした。「プラザのつどい」(別添)の一環としての発明工作授業で、午前の部では13人の子供が参加しました。
午後の部では、他のイベントの終了後に流れて来て、11人の子供が参加しました。
デザイン性の観点で、シールを工作物に貼り付けました。
■ご依頼者様のコメント
子どもたちが自らの工夫を語る誇らしげな表情と、先生方に褒められて、嬉しさに破顔する様子は、昨年度同様、見ていて嬉しくなりました(栃木県産業振興センター・発明協会様より)。
■担当講師の感想
とちぎ産業創造プラザのオープンスペースでの開催となり、周囲でも様々なイベントが開催され、声が通りにくかったが、子供達は熱心に工作していました。
オープンスペースで、周囲に人の行き来があったため、本工作授業が目的でない人も立ち止まり、参加者も増えたものと思われます。特に、周囲に野菜果物の直販所、展示物などがあり、賑わっていて、そこから五月雨式に流れて来る子供がいました。
幼児から小学校1、2年生の参加者が多く、まだ発明の課題等を理解することは難しいので、自由に工作を楽しんでもらうことを優先しました。
子供達の中には、問いかけに対して何回も手を挙げて回答したり、進んで前に出て来て工作物を紹介する活発な子供もいて、ワークショップ型の授業として開催の意義がありました。
工作授業のアンケートと引き換えに、冊子、ノベルティ等のお土産を渡したら、とても嬉しそうに保護者に見せている子供もいました。