【発明工作授業】江戸川区こども未来館様(2022/4/10)

【日時】2020年4月10日(日)14:00〜16:00

【会場】江戸川区子ども未来館

【対象】小学4〜6年生 16名

【担当講師】知財教育支援委員会委員 金子 彩子、谷島 隆士

■授業の概要

休憩を挟んで、前半45分で谷島委員が発明者の立場で発明の面白さや発明が生まれ
る状況、発明者としての資質について講義を行った。

講義資料はオリジナル資料を作成した。身近な発明を伝えるために「ヒット商品はこ
うしてうまれた!」を授業開始前に配布し

講義で活用した。昨年委員会内で作成した動画(磁石ってなぁに)も使用し小学生の
発明についても説明した。

後半は金子委員がオリジナルマスクケースの発明工作を実施した。工作前に小学生と
一緒に現在のマスクで困っていることを話し合い

課題の共有を行った。発明工作後は完成したオリジナルマスクケースについて工夫し
た点などを発表してもらった。

■ご依頼者様のコメント

依頼者からは以下のコメントを授業後のメールでいただいた。

「日曜日は講座をありがとうございました。最初の回ということで熱気にあふれてい
て、子どもたちのマスクケースも創造性を感じました。

おふたりの手慣れた進行はさすがでした。ただ、発明者と研究者と弁理士はそれぞれ
性格と役割がちがうこと、

弁理士は発明者から発明を受け取ってどのようにして世の中に出すのか、そのやり甲
斐、情報財産の時代への貢献などをを

子どもたちに伝えてほしい気もしました。」

本発明工作授業は全6回で構成されているため次回の講義担当者へ申し送りした。

■担当講師の感想

発明者の立場で発明の楽しさや発明が困っている人を助ける手段になること、世の中
が便利になることを伝えることができたので

良かったと思う。弁理士がその発明者の努力を汲み取り形にしていく仕事であること
まで説明できればよかったので今後の講義資料の見直しをしたいと思う。

オリジナルマスクケースはみな独自の発想で思っていた以上の種類のものが出来上
がった。発明品を持ち帰れるというのがとても良いと感じた。

今回発明工作の時間が40分程度であったため完成までに至らない子もいたので

次回以降は発明工作の時間は1時間ある方がゆとりがあって良いと思う。

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