【日時】2022年5月8日(日)14:00~16:00

【会場】江戸川区子ども未来館

【対象】小学4〜6年生 12名

【担当講師】知財教育支援委員会委員 山下滋之 伊藤夏香

■授業の概要
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう ― 知的財産にツヨくなる
―」第2回のテーマは、第1回に引き続き「特許」です。

カップヌードルを用いて、発明がどこにあるかクイズをしました。そして発明を特許に変えるには何が必要かを、雪見だいふくの特許や椅子を題材として説明しました。

違う学校から参加しているメンバーが6回に渡り一緒に学ぶことになるため、次に、自己紹介を兼ねて、各自で「こんなものがあったらいいな」「これ、もっと便利にならないかな」と思っていること、そして、得意なこと・これだけは人に負けない(と思っていること)・趣味について考えてもらい、発表してもらいました。お互いを知るきっかけになりました。

小学生の特許発明(マスク関連商品(テリッパ)、ハンガー、袋体)と、企業のハンガーの発明について、実物を用いながら紹介しました。

さらに、最近特許になった発明について、実物を用いながら、どのようにして従来技術との差異を持たせつつ発明の範囲を拡げていくか、について説明しました。

休憩を挟んで、オリジナルのペン立ての発明工作を行い、最後に、互いに投票し、得票数の高い子にはテリッパ等の賞品が授与されました。

 

■ご依頼者様のコメント

依頼者からは以下のコメントを授業後のメールでいただきました。

「パーフェクト以上にパーフェクトな講義をありがとうございました。おふたりの講座にはわたしもいつも引き込まれています。」「感想カードには「楽しかった」「またつくりたい」などポジティブな感想ばかりで大きな成果が得られたようです。今後ともよろしくお願いいたします。」

■担当講師の感想

前回お休みした子もスムーズに打ち解けることができ、和気あいあいとした雰囲気でした。
発明工作は、設計図作成開始から工作後の投票終了まで1時間10分の時間を取りました。
設計図のイラストをしっかり描いて作られた作品、あっという間に完成した作品、消しゴムや定規など様々なサイズの文房具がコンパクトに収納できる工夫が詰まった作品、完成に至らなくても丁寧に作られた美しい作品、持ち運びも考えた便利な作品など、それぞれユニークで、発想の豊かさと、さらに具体的に実現できる力に驚きました。
[image: edogawa.bmp]

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