【日時】2022年10月28日(日)10:30~12:20

【会場】世田谷区立中里小学校

【対象】小学5年生 31名

【担当講師】知財創造教育支援委員会委員 原田 潤子、小屋迫 利恵

■授業の概要

今回は、小学5年生を対象に3限目、4限目の2コマを使って発明工作授業を行ないました。詳細は、以下の通りです。

(1) 講義(3限目)

最初に「特許ってなあに?」の第一章の電子紙芝居を見ていただき、その後、講義を行ないました。電子紙芝居では、事前に決めて頂いた生徒さん数名および先生に各役を演じていただきました。

講義では、身近な発明品(カップヌードル、瞬足)、小学生の発明品(ハルカのペーパースコップ、洗濯バサミまとめる君、テリッパⓇ、さんぽセル)について触れながら、いろいろな工夫が権利で守られていることについて説明しました。

(2) 発明工作(4限目)

 教室にて「空飛ぶおもちゃ」を題材にした発明工作に取り組んでいただきました。

「空飛ぶおもちゃ」の製作後は、体育館に場所を移して、製作した「空飛ぶおもちゃ」の飛距離を競う飛距離コンテストを開催しました。コンテスト後は、表彰式を行い、上位3名の生徒さんに表彰状および記念品(動物クリップ)をお渡ししました。

■ご依頼者様のコメント

ご依頼者様からは、「先生方のおかげで、子どもたちが興味深く、一生懸命に取り組めた、素晴らしい時間を過ごすことができました。ぜひ来年度以降は、毎年の授業に組み込ませていただき、継続的にご指導いただけたら幸いです。」(一部抜粋)とのコメントをいただきました。

また、生徒さんからは、アンケートにて「いろいろな工夫をして何かを作ったり飛ばしするのが楽しかったです」「日常で『困った』ことを発明に変えてみたいと思いました」「小学生でも発明が出来るので私も発明したいと思った」などの感想が寄せられました。

■担当講師の感想

とても活気のあるクラスで、生徒さんが講義、発明工作共に非常に熱心に取り組まれていたのが印象的でした。授業の最後に記入をお願いしたアンケートでも、講義を聞いて理解したことや感じたこと、具体的に発明工作で工夫した部分、発明に対する今後の意欲など、生徒さん全員がはみ出さんばかりに感想を書き込んでくださり、とても感心しました。発明工作では、一人一人が、形、大きさ、重さ、材料などを工夫し、それぞれ素晴らしい作品ができました。ご担当の先生も、事前打ち合わせの段階から非常に熱心にご協力くださり、とてもありがたかったです。

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