【日時】2020年9月22日(木)14:30〜15:20

【会場】横浜市立もえぎ野中学校体育館

【対象】中学2年生 134名及び担当教職員 8名

【担当講師】知財教育支援委員会委員 美川 公司、原田 潤子

■授業の概要

 依頼元のご要望により、「職業講話」として、知的財産の概要及び弁理士の職業(弁理士になった動機、資格の取り方、資格取得後のやりがい、
及び普段の生活との両立等)について、講師それぞれの体験を踏まえ、ppt使用の講義形式で授業を行いました。

■ご依頼者様のコメント(依頼元担当者のお手紙より)

 先日は私どももえぎ野中学校2学年主催の職業学習会(職業講話)におきまして、ご多用中にもかかわらずご講話を賜り、誠にありがとうございま
した。厚くお礼申し上げます。

 ご講話に対する子供たちのお礼状がまとまりましたので、お送り申し上げます。

 子供たちも今回の学習会を通して、自分の進路や将来について考えるきっかけになったようで、私たち教職員一同心から喜んでおります。

 また機会がございましたら、ぜひご講話を賜りご指導くださいますことをお願いして、お礼の言葉にかえさせていただきます。

 ご自愛をお祈り申し上げます。

■参加してくれた生徒のコメント(一部抜粋)

「今まで知らなかった弁理士という職業に少し興味が持てました。特許という言葉は知っていたけれど、身の回りの物やカップラーメンにたくさん
の特許があるのは知らなかったです。」

「弁理士というお仕事は聞いたことがあったのですが、弁理士の方がどういうお仕事をされているのか今まで知らなかったのですごく勉強になりま
した。自分の未来がどうなるのか全然わからなくて、不安になることもたくさんありますが、今自分にできることを精いっぱい頑張って、自分に
合った仕事を見つけられるようになりたいです。」

「私は小学生のころから弁理士という職業を知っていて、とても楽しみにしていました。実際に今回お話を聞いて、1つのモノにこんなにたくさん
の工夫や権利があるのだとおどろきました。」

「「やりがいのある」「楽にできる」仕事を探すことが大切だ、という図の説明が、まだ将来の夢がない自分にとって、とても大切な考え方だなと
思いました。」

「弁理士という職業は知りませんでしたが、講話をしていただいたおかげで、将来の視野が広がりました。また、先生方の職業の選び方なども、と
てもためになりました。」

「どんな仕事かだけでなく、なぜ弁理士になったかなどを聞くことができて、将来何の仕事をしたいか参考になりました。」

■担当講師の感想

 今回の授業は、本来は本年1月下旬に開催予定であったところ、コロナ禍により中止になり、6月に復活予定でしたがこちらも酷暑で延期とな
り、ようやく9月開催にこぎ着けたものです。その間には、授業規模及び校内の開催場所の変更があり、従来にも増して事前調整が重要でした。

 そして、依頼元との意思疎通を入念に行った結果、大変有意義な授業ができ、参加してくれた生徒一人一人からの感想文も頂くことができまし
た。

 事前調整と先方の意図の確認の必要性を改めて感じた授業でした。

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